今まで数多く泊まって来て、現時点でもこんなに腹立たしい宿はなかった。思いを伝えるため、逡巡した挙句に、３度書き直したコメントを支配人宛てに部屋に残してきたが、３日も経っても無視、もしくはだんまりを決め込むという、とことん開き直ったかのような宿の姿勢。
そもそもは、キャンセルに始まった。同行の高校生がインフルエンザがぶり返し、泣く泣くキャンセルせざるを得なくなった。学校は「出校停止」扱いで登校できないことから、他に広げないためにも諦めたようだ。航空会社を調べると、インフルエンザの払い戻しがあるが、学校とちがって診断書がいるとのこと。しかしながら、乗り継ぎ含めた2つの航空会社は誠実に丁寧に対応してくれた。
対して、この宿は、事情を書いて後で電話する旨伝えておいたが、支配人に相談すると。しかたなく後でかけ直したところ、絶句。支配人とどう話したかなどは一切なく、2点「キャンセルポリシーが〜」「インフルエンザは５類ですから〜」。規定通り、当日100％、翌日50％だという。到着後、キャンセル料を請求され支払い。その間、支配人と検討した経緯はもちろん、断念した高校生へのいたわりの言葉なども一切なし。それは滞在中も、チェックインアウト時も同じ。そして、思いを伝えて、何らかの反応を待っていても、それすら無視という始末。そんな有様だから、かつ全員キャンセルではなく、現に宿に宿泊しているものだから、思いたくもないことまで思ってしまう。100％も取っておいて、食材の何が無駄になったのだろう？それを実際の宿泊者に還元することもしないで、そのまま取るつもりなのか・・など、楽しくないことまで思ってしまう。
そんな2泊3日。これまで、数えきれないほど泊まって、ここまで残念なのは初めて。ホスピタリティとかおもてなしとか。そんな以前の問題ではないのか。

評価

• 総合 1

旅行の目的

その他

同伴者

一人