かつて、「ピレネーを越えると、そこはもうヨーロッパではない」と言われ、中世の巡礼達を苦しめたピレネー山脈は、同時に食材の宝庫でもあります。切り出した石と太い木で建てられたロマネスク様式の教会を守るかのようにひっそりと佇む集落、そこで出会った名も無いレストランの大きな暖炉でゆっくりと炙られていた仔豚の塊に、忘れられかけた素朴でシンプルな「料理の原点を見ました。 | ||||
ここはフランス南西部・ピレネー山脈の麓にある農家の納屋をイメージしたレストラン。 | フランス南西部とスペイン東部を繋ぐピレネー山脈では、素朴ながら心温まる料理が受け継がれてきました。「ピレネー」はその伝統を踏襲し、長野県産の朝採り野菜、富山・佐渡より直送される魚介類、沖縄の皮付き仔豚、ブレスの鳩、豪州の羊など、新鮮で力強い食材をご用意し、それぞれの個性を生かした旬の味を提供します。 | 暖炉の薪には、薫りのいいナラの木を使用。その薫りと素材がもつ本来の美味しさが互いに高め合い、口に運んだ瞬間から独特の深い味わいが広がります。 | ||
鐡音工房/村山克己と装飾師/深沢之雄両氏の共同作業で完成した大きな暖炉と、彫刻家/原裕二氏のオブジェと壁画をフィーチャーした内装は安らぎを提供します。 |