昔の町家を改造した建物は室内に古い木材が見え、狭くても機能的なキッチン、最新の給湯システムを備えたお風呂、小便器付きの広いトイレなどのある大変魅力的なものであった。しかし今回は運悪く寒気が日本列島を覆っていた時期で、冬の日本家屋の寒さを実感することとなった。エアコンの暖気も吹き抜けの階段から全て上階へと行ってしまう。食事や仕事をするスペースである一階は床が冷たく、しかもその中心となる机の位置は玄関と雪見窓のそば。そこに座っているのはかなり辛かった。ホットカーペットなどを敷いてはどうだろうか。また、コンセントの位置が良くなく、パソコンに給電するよう設計されたものは無かった。机に近い壁のテレビの裏からテーブルタップなどで電源を引くことは可能だと思うので、ぜひ考えて欲しい。
宿の関係者とは全く顔を合わせずに済むシステムは気軽ではあるが、災害時などのことを考えると少し不安なので、非常用の水や食料、懐中電灯、ラジオなどの備えが欲しいところ。
とはいえ、良く考えられた室内のデザインは素敵だったし、場所も大宮駅に近く非常に便利。次回は春か夏にまた利用できればと思った。それまでに少し残念な寝具のグレードアップも是非お願いしたい。

評価

• 総合 3

旅行の目的

ビジネス

同伴者

一人