【吉祥やまなかは、つまらない人生に鮮やかな１頁を刻んでくれる】
●憧れるだけで手が出せない贅沢を、１泊で体験できる。色浴衣と籠選び、白銀鉄板でパンケーキ、九谷焼カップでドリンク、檜岩石の貸切風呂、部屋へ戻る道には艶やかな絨毯と工芸品。

●食事300点満点
夕食は、想像を越える美味しさのごちそう。
スパゲッティ600g食べる大食漢の私は、天ぷら食べ放題950円を付ける気満々だった！が、スタンダードプラン+ノドグロ塩焼付で満腹。特に治部煮と黒毛ステーキ美味しかったなぁ。
さらに瓶の地卵プリンを食べながら、山中節観賞。
朝食も、これ以上はない質とボリューム。特にあら汁と銀だら美味しかったなぁ。

【希望点】
●何かを変更する時点で、予約客にきちんと連絡し、ホ一ムペ一ジにも載せてほしい。
・かがり吉祥への湯巡りを楽しみにしていたのだが、「５日間休みですよ？」と着いてから言われ、残念極まりなかった。（言葉遣いも正しくないと思う）
・連泊者への弁当プレゼントもなくなり、食べ歩きチケットに降格とのこと。着いてから知ると予定が狂うと思う。
・女性露天風呂に入ると、男性工事業者２人が透けるネット１枚隔てたすぐ横にいるのには驚愕。（大浴場を使用中止にはしないで工事する心遣いは嬉しい）

●食事会場スタッフは、マスクをしてほしい。劇症型溶連菌（人喰いバクテリア）もインフルもコロナも唾液の飛沫で感染するので、お互いを守りたい。

●フリードリンクメニューに掲載した加賀棒茶は、毎日置いてほしい。九谷焼カップは、下向きに置いてくれると衛生的。

●せっかくのノドグロ、魚焼器の脂くさみがついて残念。

【何もかもがこれ以上ない完璧な五ツ星グレード】
●なのに、全スタッフさんの言動は素人で、「ザ・ホテルマン」じゃない。ぐだぐだや失礼な言動に遭遇し、驚くかもしれない。私はそれがほっとし、楽しい思い出になった。

●何かは書かないでおくが、はからいをしてくれた。「突然のキャンセルが出ると、体験してもらいたくて」とのこと。
経営とか採算とか労力よりも、「素晴らしい体験をしてもらおう」と考えているホテルだ。
私は年賀はがきも最下位しか当たったことがなくて、夢をみたようだった。
人生ぶっちぎりNO1の最高ホテルに、心から感謝申し上げます。

評価

• 総合 5

旅行の目的

レジャー

同伴者

一人